*Hana*の憂鬱

なんとなく生き苦しい。アラサーずぼら女の生態観察日記。

私の休憩室

前回(16話「うわさ話」)のつづき

私の休憩室

 

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あとがき

 休憩室で休むのは私の権利だ!

と、しばらくは奮闘してました。

本を読んだり、イヤホンしたり、

最後は寝たふりもしました。

でも、まったくの効果なし…(笑)

嘘偽りなく、100%話しかけられました。

平均年齢が非常に高い会社なので、

そういう年代の方が多かったというのも

あるかもしれませんが…

HSP気質の方ならわかってくれると

思いますが、上記のような人に

私は話しかけません。

だから、話しかけてくる人の神経が

信じられない!!と思ってました…(笑)

休憩したいだけなのに、

イライラしかしなかったです。

なので、入社して1、2カ月で、

休憩室を使うことを諦めました。

汚いと思うかもしれませんが、

迷いなく缶コーヒーも持ち込んで、

トイレで休憩してましたよ…。

約2年間ずっと。

 

HSP気質」を知るまでは

察する能力ってみんなに平等に備わってて、

それを重視するか、しないかだと思ってました。

だから話しかけてくる人は無神経だとばっかり

思ってたのですが、違うんですね。

日々生活する上で、私が感じる刺激や気配って

HSP気質」だからより多くを

感じ取ってしまうもので、全員がそうじゃない。

自己肯定感の低い私は、

私なんかが持っている能力なんか、

みんなできて当たり前なんだと思ってました。

仕事ができるからフルスペックなわけじゃなくて、

自分の持ってるもの、努力で手に入れたもので

みんな闘っているんだな、って今は思います。

 

HSP気質」のせいで正直、生きづらいし、

人間関係がまとわりつくこの世の中では

苦しいことがとっても多いですが、

それでも、繊細な感情や感性で紡ぎあげられた、

HSPの世界がいいなって私は思います。

この世界を美しいと思い続けられるよう、

強い自分になりたいなぁ…。

そう、密かに願っているHanaでした(*^^*)